シェフのプロフィールＱ＆Ａ

名前　Junichi Asano
前職　某有名ホテルのシェフ
厨房　東京都稲城市　平尾商店街

料理人の道に入った理由は？

「手に職を付けたかった」
中学を卒業してから手に職を付けたくて、調理師専門学校へ入りました。
本当は美容師になりたかったんですけどね。
学費が高かったんであきらめたんです。

ワゴンを始めたきっかけは？

「店舗の資金がない！」
４年位前に店舗を構えようと思いましたが、資金が足りずに断念したんです。

ワゴンの醍醐味は？

「お客さんとじかに接する」
お客さんの反応を直接見られることですね。
店舗だとシェフがお客さんと接することは少ないですから。

多摩ニュータウンを選んだ理由は？

「郊外は飲食店が少ない」
「都心でなくて売れるのか」ってよく言われるんですけれど、
郊外も飲食店が少なくてみんな困っているんですよ。

今後の計画は？

「フルコースディナーを」
まずワゴンの台数を増やしたいですね。今でも毎日来てほしいとお客さんにいわれるので、
将来的には、昼間はワゴンでランチの販売に出かけて、夜はお店でフルコースのディナを出す。これが僕の夢なんです。

移動販売・仕事の流れ　一日の流れ

７：３０　　厨房で仕込み開始
前日に仕込んだシチューを煮込み、手作りパンをオーブンで焼く。
それから車を磨いて荷物を積み込む。


１０：３０　出発
販売場所は、若葉台駅付近や新百合ヶ丘駅付近のほか
多摩センター駅、多摩ニュータウン内の病院や郵便局など曜日によって変わる。

１１：３０　販売開始
カウンターを出したり販売の準備をする。都心とは違って、近隣の会社員のほか、
子供連れの主婦などが買い求めに来る。

１３：３０　販売終了
仮にお客さんが来なくても車を置いておくだけで宣伝になるので早めに切り上げることはない。
厨房へ帰る途中で食材の買い出しをする。

２０：００　帰宅
厨房に戻って翌日の仕込をする。売切れてしまった時などは、
品質を保つために２３：００まで仕込みをすることもある。
 

「リクルート社　ガテン取材記より」